体験感想: 「エンジェルタッチセラピー講座を受講して」(35才　女性)

エンジェルタッチセラピーについては殆ど知識がないまま、当初は

ベーシックコース１回のみ受けようと、軽い気持ちで参加しました。

これまでブリージングは何度も受けたことがあったので、ベーシックコースの前半はこれまでにやったこともあるお絵描きセラピーやブリージングでこれまでのおさらいという感覚でした。

でも、後半に入り、自分のエンジェルと出会う儀式をするところから

あたらしい未知のところに入ったという感じがしてきました。

これまでよく知っていた自分の部分に加えて、これまでなかなか目を向けなかった部分を発見したという気がしました。

小さい頃からがんばらなくてはいけないという気持ちでずっと来たわたしにとってエンジェルと出会う儀式ででてきたわたしのエンジェルのうち、３番目に出会ったちいさな「愛」のエンジェルは、やっと気づいた存在でした。

自分のありのままを受け入れる、愛するというのを頭でなく、初めて分かるような気がした、という感じました。その後、家族や友人に教わったエンジェルタッチをすると、そのひとのことをまるごとあるがままに受け入れ、愛している、そう深く感じました。

初めはベーシックコースで終えようと思っていましたが、とても興味がでてきてつづけてアドバンスコースも受講しました。

アドバンスコースでは、病歴からそのひとの感情と人生のパターンを読み解くことを教わりました。

病歴をあらかじめ用意してもらい、病気と体について話しを聞いていくのですが、ただ黙って話しを聞いていくだけで点と点だった話しが線につながっていき、そこから体の話しに留まらず、その人の忘れていた感情や繰り返されるパターンの話しになっていくのがとても興味深かったです。

そしてその痛みや苦しみが自分のことのように共感できるのにも、驚きました。

その後、行ったパートナーブリージングはとても不思議な感覚でした。

呼吸を合わせていくうちに、自分と相手がどちらがどちらか分からなくなっていくのです。

とても静かで、でも大きな流れのなかで、宇宙のちりになったような感覚でした。

その人の根っこの部分に触れて、共感しあっている、初対面に近い相手にとても親しい人に対してもなかなか感じられない気持ちを抱きました。

３日間のワークで一番得たことは、相手は自分、自分は相手ということでした。

楽しい、うれしい、つらい、かなしい、寂しい、苦しい、そんな様々な感情は人生のいろいろな場面でみな感じていること。場面は違っても、そこに生まれた感情に共感することはできます。その人の感情に気持ちを沿わせ、共感することから生まれるのは愛なのだとはじめて気づいたように思います。

講座を終えて数週間経った今、家族や友人、知人にエンジェルタッチを行うときにやはり、私はそこに愛の存在を強く感じます。

私の気持ちにだれか気持ちを沿わせてほしい、共感してほしいと感じていた子ども時代からの私が求めてやまなかった愛を、この講座で私自身がやっと得ることができたと感じます。